[心に響く写真を撮りたい]

― touch the heart ―


第1回 [ 海 ] ハワイは憧れの地

 

上海から関空経由でオアフ島へ。20年ぶりのハワイはリピーターが多いことが納得出来る心地よい場所でした。都会のリゾート地ハワイ。今も昔も変わりない居心地の良いハワイをスナップ写真でご紹介します。



タンタラスの丘から見た昼間の風景
ワイキキビーチに突然現れた虹がビーチと海をつないでいる

風に飛ばされそうな帽子を押さえながら海を眺めている
ホテルの上から見たインフィニティプールと海岸線


定番のハワイは情報がたくさんあるところ。紹介サイトやガイドブックも豊富で目新しいわけではありません。そんなハワイも私が子供の頃の45年以上前は夢のような憧れの場所でした。新婚旅行で一生に一度行けるかどうか。クイズ番組の優勝賞品はこれまた定番のペアーで行くハワイ旅行。

テレビが白黒の時代、日曜日の朝 『 兼高かおる世界の旅 』 を見て胸躍らせたものです。そんな海外へもまるで国内出張のように今日話しが出て明日飛ぶなんてことも日常茶飯事になりました。いや、それどころか私はもう海外に14年間 ( 2015年12月現在 ) も駐在しているのですから・・・。

大阪駅にあるJTBに飛び込んだのは2015年2月のこと。

旧正月にあたる春節休暇で日本へ一時帰国した時のことでした。

『 いやー。お客様ハワイへ行く7月のビジネスクラス席はもうほとんど満席で残りあとわずかですよ。 』 カウンターの女性担当者からそんな話が・・・。私はハワイは3度目20年ぶり。過去2回はエコノミー席だったが、勤続30年記念ということもあり、思い切って家族でビジネスクラス席を選ぶことにしていた。それなのにどうもビジネスクラス席から先に予約が埋まって行っているとか・・・。アベノミクス効果がこんなところで出ているらしい。


夕暮れ時の人が少なくなったワイキキビーチとほんわかした海岸線
青い空と人が少なくなったワイキキビーチのゆったりした様子

JAL便はすでに席がなかったものの何とかデルタ航空3人分のビジネスクラス席を確保出来た。ハワイに行く時夜行便で寝られるかがひとつのポイントになるが、180°フルフラットシートのおかげで映画を見た後快適な眠りにつけた。過去2回のハワイ旅行では飛行機の中でゆっくり眠れなかったためハワイ到着初日は時差ボケによる眠気に襲われふらふらになった記憶があったが、今回は到着後とても楽で、気持ち良くすぐ行動に移せた。

爆買いで押し寄せる中国人観光客もここハワイは少ない感じがする。かつて日本人もブランド物などを安く買えるので、ハワイに来る楽しみのひとつが買い物だった。免税店で重いお酒を制限いっぱいまで買って帰る人の姿が普通にそこにあったが、今はハワイは物価が高く、時代が変わり、何でも日本は安く買えるようになったので、今ハワイに来て買い物を積極的にしたいと思う人は少なくなったのではないだろうか。


太陽が沈みかけているオレンジ色の空と海岸を歩く人達のシルエット

『 うわー! すごい景色! 』 タンタラスの丘から景色を初めて見る家族はその光景にうっとりしていました。私もここから見えるワイキキのホテル群とその向こうに広がるシームレスな空と海はとても素晴らしいと思います。夜になるとタンタラスの丘へ行く夜景ツアーが人気ですが、実際ツアーに参加してみると、昼間見た景色の方がずっと素晴らしい。そう思いました。それは家族も全く同感で、タンタラスの丘は昼の景色が絶対おすすめです。

ハワイはやっぱり海やプールが楽しい。手軽に魚やカメに出会える子供にとって楽しい夏休みの思い出になりました。『また来たい。』子供がそう言います。そりゃそうですよね。大人だってまた来たいです。ハワイへのリピーターは本当に多い。同じ現地ツアーに参加されていた人は1年に2回ハワイへ来るのだとか・・・。オアフ島はそれほど大きな島ではありません。皆さん故郷のようにここへ戻って来るのではないでしょうか。


夕暮れ時のワイキキビーチで突然踊り始めた子供
海岸から遠い海を見つめている子供の光景

風に飛ばされそうな帽子を押さえて写真撮影
海をバックにしてアロハのポーズで撮影
ホテルのラナイから海を臨む


アサイボウルを注文したところ
ダイヤモンドヘッドのクローズアップ写真
ハワイらしいかわいい帽子の写真

リピーターの多いハワイ。そのハワイの魅力は何なんでしょう?

リゾート地なら他にもたくさんあります。アジアンリゾートや日本でも沖縄や石垣島など。でもハワイの良いところはリゾート地でありながら都会だという点にあると思います。私たちは日々都会での生活に慣れ、その都会の便利さを兼ね備えたハワイに魅力を感じているのではないでしょうか。ホテルを一歩出ればそこに都会が広がっています。

旅行から戻ってもテレビでハワイの風景が映ると 『 あ!  あそこ行ったところだ! 』 と話題になります。今でもデルタ航空の前の席(180°フルフラットシート)が印象に残っていると息子は言います。その費用を考えるとそう簡単には乗れませんが、私も病みつきになりそうなくらい良かったと感じています。さぁーまた頑張って仕事をします。またビジネスクラス席に乗れるように・・・。新たなモチベーションのひとつになりました。


暗くなる直前の海と子供のシルエット写真
夕暮れのヤシの木シルエット

ちょっとおどけた子供のかわいい写真
朝日が昇る直前のワイキキビーチ写真

[ コラム 1 ] スナップ写真


ウィキペディアで 『 スナップ写真 』 という言葉を調べて見ると、『 下準備その他特にせず、日常のできごとあるいは出会った光景を一瞬の下に撮影する写真。 』と書かれています。私の撮影スタイルはまさにこのスナップ写真撮影です。鉄道写真のようにベストショットを撮るためにカメラを構えて待つようなスタイルではなく、家族と旅行を共に行動し、特に下準備をすることなく旅先で出会った光景を撮影しています。だから立ち止まって30秒~1分ぐらいで『 バシャ! バシャ! 』と撮る普通の撮り方です。大きな三脚を持ってはいますがほとんど使ったことがありません。旅行の時ですら超小型の三脚は持参するものの、一度も使うことなく持ち帰ることがほとんどです。

家族と共に旅行する時三脚を持参するのは大変ですし、写真を撮るたびに三脚を立てていたのでは旅行気分が台無しになってしまいます。カメラがどんどん進化したおかげで、暗くても撮影出来る高感度化が進み、手持ち夜景モードやパノラマ撮影機能など合成処理ではありますが、便利な機能が増えました。これらを嫌う方もおられると思いますが、つなぎ目をあまり気にしなければ旅行を十分楽しませてくれる良い機能だと思います。一眼レフカメラの入門機と少しの知識があれば撮影を重ねることで記念に残る『ちょっと素敵なスナップ写真』が誰にでも撮れる時代になったと思います。